カイロプラクティックとは?
カイロプラクティックは、特に神経の働きを快復することによって自然治癒力を最大限に引き出すヘルスケアです。
神経の働きが低下すると、関節・筋肉・内臓(体性内臓反射)などの働きが低下し、その結果体はゆがみます。そのゆがみが続くと、関節の変形や椎間板ヘルニアとなり、神経の圧迫や機能低下によって痛みや痺れが発生します。また、症状がひどくなると、構造的なゆがみが、内臓の圧迫、自律神経の乱れ、ホルモン分泌の問題へと発展し、さらに痛みや症状を悪化させていきます。
カイロプラクティックは、その負の連鎖をできるだけ早い段階で食い止めることを目標にしています。
カイロプラクティックの歴史
カナダ生まれの米国人、

DDパーマー(ダニエル・デービッド・パーマー)
によって1895年(明治28年)によって創始された徒手療法であり、彼が設立したアイオワ州ダベンポートにあるパーマー・スクール・オブ・カイロプラクティックを卒業した

川口三郎(かわぐち さぶろう)
によって、1916年(大正5年)に日本へ伝えられました。日本人最初のカイロプラクターは1907年にパーマースクールを卒業した森久保繁太郎(もりくぼ しげたろう)ですが、彼は卒後、米国で生涯を過ごしました。その後、かなりの数の日本人が米国へ留学しましたが一時途絶え、1916年、戦後初のカイロプラクター、竹谷内一愿(たけやち かずよし)がナショナル・カレッジ・オブ・カイロプラクティックを卒業し帰国しました。今日、世界80ヶ国以上に広まりアメリカやイギリスなど34の国と地域で法制化され、国連のWHO(世界保健機関)では鍼灸とならび認められている国際的ヘルスケアなのです。ただ残念ながら未だに日本では法制化されていません。また、WHO発行の「カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するガイドライン」も2005年11月に完成しました。
ガイドラインの主な内容
1)正式なカイロの教育時間は全日4年制4200時間以上の教育(うち臨床実習1000時間)。
2)ただし、医師、歯科医師、理学療法士等の医療有資格者は一部単位が認められ全日2〜3年制2200時間以上の教育(うち臨床実習1000時間以上)でも正式に認められる。
3)正式な教育ではないが期限付きの教育(CSC等)においては、医師や他の医療有資格者を対象とした場合、2〜3年制1800時間以上の全日もしくはパート教育(うち1000時間以上の臨床実習)が最低必要である。*ただし、受講条件あり。
4)正式な教育ではないが期限付きの教育(CSC等)においては、3)以外の自称「カイロプラクター」を対象とした場合、2500時間以上の全日もしくはパート教育(うち1000時間以上の臨床実習)が最低必要である。*ただし、受講条件あり。
などが含まれます。日本ではまだWHO基準に則ったカイロプラクターの数は非常に少ないのですが、社会的にカイロプラクティックの安全性と有効性を求める声も高まり、認知度が高まってきています。今後、日本政府も厚生労働省がWHOに加盟しているため、その基準は無視できない動きになってきています。